サポートに寄せる想い

ここを訪れてくださったということは、お子さんのこと、あるいはご自身のことで心配や不安があるのかもしれませんね…

 

数年前まで私自身が、不登校から引きこもりになってしまった子どもを、親としてどうしていけばよいのか分からなくて、途方に暮れていました。

 

 世間では子どもを不登校・引きこもりにする親を『毒親』などと呼ぶ方々もいますが、私はそのようには思いません。

 むしろ子どもの幸せを願い、妻(夫)として、嫁として、母親(父親)として精一杯の努力をしてきたという方が多いのではないかと思うのです。

 

ただ、『子どもが純粋に望む幸せ』と『親が思う子どもの幸せ』は違う…ということを分かってあげられずに、

 親の考える正しさを押し付けてしまったことや、幸せになると信じたレールに子どもを乗せて、無理に走らせてしまったということが、あったのかも知れません。

 

実際、私自身がそのような親でしたが、悪気などまったくありませんでした。

 ただ、子どもを大切に想い、幸せを願う平凡な母親に過ぎなかったのに、結果として子どもが不登校を繰り返し、引きこもってしまったのです。

 

 子どもが不登校・引きこもりになったからと、親が悪い…と批判したり、子育てを間違えた…と言ったところで何の解決にもなりませんし、

 かえって親御さん自身が、ご自分を責めて、後悔や罪悪感で日々を過ごすことで状況が長引き、事態が悪化してしまうことさえあるのです。

 ☆彡

 

私は不登校・引きこもりが起きたのは、子どもの育て方が悪かったのではなく、

 親御さんの抱える『生き辛さからくる不安感』が、お子さんに強い影響を与えたことが原因と考えています。

 

そして、その『生き辛さからくる不安感』は、親御さんが生い立ちの中で、ご両親の影響から身につけてしまった心の癖が、根本原因にあると感じています。

 

 早く学校生活に戻したい…

普通の子と同じように生活して欲しい…

このままでは大人になって、社会で生きていけないのではないか…

 

このように思う気持ちは痛いほど分かりますが、

 私は、お子さんを変えようとすることはできないけれど、親御さんの意識が変われば、お子さんに影響を与えることは出来ると考えています。


私のサポートでは、親御さんのご両親や兄弟・姉妹、夫、義両親、職場や友人との関係性から見えてくる思考の癖や、人生の中で幾度も繰り返す、上手くいかないパターンから、

 根本的な心の癖を見つけ出して、親御さん自身の心の土台を築き直していくお手伝いを致します。

 

 親御さんが心の土台を築き、本来の自分自身を取り戻すことができれば、

 

・子どもの話をじっくりと聴ける。

・子どもの気持ちや希望を尊重できる。

・どのような状態であっても受け入れることが出来る。

・子どもの生きる力を信頼し、待つことができる。

・安心感を持って、時間がかかる子どもの回復を見守れる。

・子どもとの信頼関係を取り戻せる。

・親御さん自身が、自分の人生を生きることができる。

 ☆彡

 

 不登校・引きこもりは、親の影響を強く受けたことが原因と言いましたが、

 その一方で、ここを乗り越えていくのは、お子さん自身が『不登校を解決するのは自分の責任』と捉えていくことが必要だと考えます。

 

そのためには、愛情を持って子どもの人生と親の人生に一線を引き、親から先に自分の人生を楽に生きている姿を見せることで、お子さんにも生きる力を与えていくことが出来ると思っています。

 

 

私は不登校・引きこもりからの回復が、必ずしも学校に戻ることではないと考えています。

 お子さんが自分自身で人生を選択し、自分を大切にしながら、楽な心で生きることが真の回復の道だと思っています。

 

けれど、その道のりは必ずしも順調に行くとは限りません。

 ですから親御さんは、子どもの失敗や挫折を、人生の経験と学びであると捉えて、

 子どもを信頼し、精神的な味方になり、応援し、忍耐強く見守っていける成熟した親になっていくことが必要だと感じています。

 

 いつも子どものことが心配で不安を抱えていた状態から、安心感のある親になっていきましょう

 

 私自身がここを乗り越えて行くために、多くの時間を必要とした為に、

その間、子どもの状態が悪化の一途をたどってしまいました。

 

その経験から、出来るだけ早く核心をついたアプローチを受ければ、

お子さんへの対応も変わっていくという思いがあります。

 

 

まだお子さんが深刻な状況ではない方から、不登校・引きこもりが長引いている方まで、

 小さなお悩みでも丁寧にサポートいたします。

 不安や心配事を、ひとりで抱え込まず、心が楽になるためにお話しませんか?

 

 長い年月、出口が見えず、暗闇の中で、もがいていた私が、

これからは同じように苦しんでいる親御さんにとっての、小さな【ともしび】になれることが私の願いです